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やっぱり読書  おいのこぶみ

やっぱり読書 おいのこぶみ

宝石箱

この世には言葉の花束、宝石のような詩がある。
その感動から私は生きる喜びを受けとる。

好きな詩や言葉を集めてみよう。


isemariさんから1万アクセスの記念に下のような詩をコメントに頂いた。



「人生」と「苦悩」の海には
花咲く  いまひとつ別の小島があるにちがいない。

あの深い入江のうえには
他の霊が浮かび飛び交っているにちがいない。

おそらくいまも 荒波の洗うどこか岩の上に
翼をたたんで僕の小舟を待ち、
どこか静かな花ざかりの入江に導こうとしている。

その草深い山あいに
僕のため 僕の愛する人のために

情熱や苦痛や罪悪から遠く離れた
静かなすみかを建てよう...

パーシー・シェリー




リンク友のalexさんが日記に引用された言葉がとても印象的だったので、





God,
give us serenity to accept what cannot be changed,
courage to change what should be changed,
and wisdom to distinguish the one from the other.

Reinhold Niebuhr


主よ
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受け入れるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。

ラインホールド・ニーバー






人の眼に見えるわれわれの部分は、

広いひろがりをもつもう一つの眼に見えぬわれわれの部分に比較すれば、

ほんの瞬間的なものにすぎないのだから、

眼に見えぬ部分は生き残るかもしれない。

死後も、

このひとあのひとにくっついて、

いや、どこかの場所にとっついてまでも、

よみがえるかもしれない……

たぶん、たぶんと彼女は言うのだった。

『ダロウェイ夫人』ヴァージニア・ウルフ より


・・・あるとき、自分のたましいを探しに荒れ野へ行って、自分だけのたましいなんていうものはないと気づいたっていうんだ。自分は、とてつもなくでかいたましいの、ひとつの小さなかけらでしかないと悟ったっていうのさ。荒れ野なんてなんにもならない、なぜかっていうと、大きなたましいの小さなかけらである自分は、ひとといっしょでなければ役に立たないっていうんだ。いっしょになることで、全きものになるというんだ。・・・

『怒りの葡萄』(下巻P389)







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